【テンプレートあり】韓日翻訳のトライアル応募から合格までのフローをわかりやすく紹介!

韓日翻訳

こんにちは、Koronです!


私は2020年からフリーランスの韓日翻訳者として働いているのですが、韓日翻訳者になろうと決意した時は右も左もわからなくて、最初の一歩を踏み出すのがなかなか大変でした。


そこで今回の記事では、韓日翻訳者を目指そうと思った方向けに、求人に応募してから合格するまでの流れを体系的にわかりやすくお伝えしようと思います!

求人に応募してから合格までの道のりを知りたい!



という方にピッタリの記事です*

求人を探して応募する


まずは求人サイトに応募する必要があります。


これについては、こちらの記事で「私自身が韓日翻訳の求人情報を見つけた方法」を詳しく紹介しているのでぜひご覧ください*



ちなみに、私は今までに5社以上と契約したことがあるのですが、韓国の会社も日本の会社もそれぞれメリット・デメリットがあるな~と感じています。

韓国の会社

○いろいろな翻訳分野で求人を募集している
△韓国国内の銀行口座がない方は給料を受け取る際に海外手数料を取られる可能性がある
△基本的に韓国語でやりとりするので、韓国語でメールを書いたり交渉する必要がある

日本の会社

○基本的に日本語でやりとりできる
△翻訳分野によっては求人自体が少ない場合がある



ちなみに、単価については「韓国の会社だから安い」「日本の会社だから安い」というよりも「会社によって異なる」という印象です。


また、私が応募する際に特にチェックしているポイントは以下の通りです。

会社について
・企業規模
・何度も見かける求人か

募集内容について
・業務内容と単価が見合ってるか
・経験年数の有無
・採用までの流れ
・提出書類



特に「何度も見かける求人か」についてですが、私の場合は「何度も見かける求人=恒常的に人手不足=人手不足であるなんらかの原因がある」と判断して、あまり応募しないようにしています…。


あくまでも私一個人の経験なので参考程度に留めてくださいね*

一次審査:書類審査

書類審査の方法は主に2パターンあります。


どちらの方法で応募するかは求人情報に掲載されていますのでご確認ください*

メールで応募する場合

この場合は、テンプレートなどを用いて履歴書や職務経歴書を作成のうえ、メールに添付して応募する必要があります。


デザインや書式に指定がない限りは、ネット上にある無料のテンプレートを使用して構いません。


ちなみに、私はこちらのスタンダードなテンプレートを使っています!

【テンプレート】履歴書



厚生労働省が推奨している標準的な履歴書のテンプレートです。

【テンプレート】職務経歴書

こちらはリクナビさんのサイトを参考にしながら作成したオリジナルのテンプレートです。


職務経歴書の書き方についてはリクナビさんのこちらの記事でご確認いただけます。


それぞれダウンロードができるようになっていますので、テンプレート選びに迷われた方はぜひご使用ください◎

求人サイトで応募する場合

この場合は、求人サイトに登録している情報がそのまま履歴書となり、ボタンを押すだけで書類審査の受付が完了します。


そのため、気になった求人があったらすぐに応募できるように、登録内容(経歴・所持資格など)を定期的に更新することをお勧めします!


またジョブコリア(잡코리아)などの求人サイトでは「自己紹介文」の欄が設けられていることがあります。


私自身、最初はどういう内容でアピールしたらいいか迷ったのですが、韓国人の就活ブログやサイトなどを参考にして以下の項目で2000文字以内(韓国語)にまとめました。

自己紹介文の項目例
・성장 배경(成長背景)
・성격(性格)
・특기 / 경력(特技/経歴)
・지원 동기(応募動機)



また、当時は韓国語で長文を書くことに慣れていなかったため、以下の流れでできるだけ丁寧に作成しました。

①自分の考えを整理するために、まずは日本語で書く
②韓国語に直す
③誤字脱字や表現をセルフチェックする
④ネイティブに最終チェックを依頼する



韓国人のご友人やご家族がいらっしゃる場合は、最後にネイティブチェックをお願いするとよりいいかと思います◎

二次審査:トライアルテスト

私は今までに産業翻訳とウェブトゥーン翻訳のトライアルテストを受けたことがあります。


翻訳分野によってトライアルテストの形式や内容が異なるので、分野ごとに分けてお伝えしますね。


また、自分の経験をもとにまとめたので、翻訳会社さんによっては内容が異なる場合があります。


参考程度にご覧いただけたらと思います*

産業翻訳の場合

分量:A4 1/2~1枚程度
提出期限:ファイルを受け取ってから数時間以内~一週間以内
提出時のファイル形式:基本的にはWord
難易度:様々



ちなみに、「Trados(翻訳支援ソフト)を使って納品する」という翻訳会社もありました。


また難易度についてですが「その分野が得意なのか不得意なのか」によって異なると思います。


例えば、私は元医療者なので医療分野の産業翻訳のトライアルテストは楽しく進められたのですが、IT関連のトライアルテストは事前調べの時点で時間がたくさんかかりました。

ウェブトゥーン翻訳の場合

分量:1話分
提出期限:一週間以内
提出時のファイル形式:PDFやExcel
難易度:通常の案件と同じくらい



難易度は「通常の案件と同じくらい」としました。


どの作品も直訳すると違和感があるセリフや、登場人物や作品の背景を踏まえながら訳す必要があると思うんです。


そういう意味では、「トライアルテストだからといってものすごく難易度が高い」というよりは、「もし案件を依頼したとしたら、この翻訳者さんはどうやって訳出するのか?」を見ているな…と感じています。


また、産業翻訳であれ、ウェブトゥーン翻訳であれ提出前には「誤字脱字」を必ずチェックしましょう!


誤字脱字があった場合はそれだけで減点されてしまいます。

合否結果を待つ

トライアルテストを提出したら、翻訳会社から合否の連絡が来ます。


ただ、すぐに合否の連絡を頂けるわけではなく、応募者さんによっては「数週間、一カ月経っても連絡が来ない…」という場合もあるようです。


あまりにも連絡が来ない場合はこちらから問い合わせをしてもいいかと思いますが、翻訳会社さんの立場を考えるとなかなか憚れますよね。


そこで私は、トライアルテストを提出する際に「どのくらいの期間で合否の連絡を頂けるのか」予め聞くようにしています!


そうすることで「連絡が来ない」というやきもきした気持ちはだいぶ解消されるかと思います。

まとめ

今回は翻訳者になるまでの道のりをまとめてみました!


なかには、面接を設けている翻訳会社さんもありますが、今回は一般的な流れを紹介しました。

①求人を探して応募する
②一次審査:書類審査
③二次審査:トライアルテスト
④合否結果を待つ



少しでも参考になったら嬉しいです*


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